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Category Archive: 天体

密かなプルメリア

密かなプルメリア

今年のニュピは日蝕と重なった。 バリ島では部分日蝕だったが、とても印象的だった。 太陽の光が弱くなり、快晴なのに暗くなる。 あらゆる景色に膜がかかったようになる。 もちろんプルメリアにも。 バリ島の静寂の日を一層の静寂に染み渡らせた薄暗い膜。 この不思議な感覚は拭い去れない。 この夜、見事な快晴に星々が輝く。 視力の落ちたこの目でも、天の河がはっきり見えた。 うわっと驚いていると、大きな流れ星が天頂から地平線へ。 こんなバリ島の夜空ははじめて見た。    

 

水平線から昇る月

水平線から昇る月

2014年10月8日、それは皆既月食の起こる日。 2011年12月10日から11日にかけて見られた月食と同じ写真を撮っても面白くないと思い、水平線から昇る月を撮りたいと思った。 ネット上に満月が海から昇る写真がときどきでまわっているが、あれが合成であることはすぐにわかる。暗い海面に月の光が反射して光っている。 満月は暗い夜には昇らない。薄明るい空の中を、ぼうっとあがってくるはずだ。 その様を撮ってみたいと思った。 残念ながら水平線から出てくる時刻には月は見えなかった。 水平線ギリギリの月の光は、通ってくる大気の層が厚いため、よほど快晴で湿度がない状態でないと見られない。 このくらいあがってからやっと見つけて撮ることができた。 月の出の時刻の五分程度のちだった。

 

月と桜とムクドリ

月と桜とムクドリ

月と桜を写真に撮っていたら、ムクドリの群れがやってきた。 静かな桜が一瞬にして騒々しい桜となった。  

 

チチェン・イツァーの天文台

チチェン・イツァーの天文台

昨日、春分の日に、水星、金星、火星、天王星、海王星が、地球から見て太陽のまわりに集まっていた。 そんなことをこの天文台では調べていたはず。台座の正面が、金星が最北に沈むところに向いていると言うから、少なくとも金星の位置は追いかけていたことがわかる。天王星、海王星は無理かもしれないが、水星、火星くらいは調べていただろう。 マヤ人たちが書き残した文書はほとんどがスペイン人たちに破棄され、いまでは四冊しか残っていない。もし天文学関係の文書が残っていたとしたら、どんなことが書かれていたのだろう?

 

天文台に沈む細い月

天文台に沈む細い月

新月の翌日、チチェン・イツァーにたどり着いた。 その晩、細い月が天文台の向こう側に沈むのを見た。 翌日、窓に鳥が突撃しベランダで死んだ。 翌々日、友の訃報が届く。 この写真を撮っていた日にぽっくりと亡くなったそうだ。 時は無情に過ぎていく。  

 

金環食

金環食

フィルターをつけて撮影していたが、金環食の瞬間、曇って見えなくなった。 写せないのかと思ったら、なんと雲のおかげで肉眼で金環食が見えた。 こちらに1400枚以上の写真をつなげて作った動画があります。 http://www.youtube.com/watch?v=Y8_NaMYeBUY

 

輪がつながる瞬間

輪がつながる瞬間

金環食の輪がつながる瞬間